妊娠 と 腰痛 カイロプラクティック
2018.06.12
カテゴリー:腰痛 » 妊娠中の殿部の痛み » 妊娠中の腰痛 » 女性特有 » 股関節・膝・足の痛み » 腰の痛み » 女性特有のトラブル » 産前・産後のトラブル
タグ:腰痛 • 妊娠 • マタニティー • カイロプラクティック
現在、妊娠6ヶ月です。 デスクワークをしているからか、元々慢性的な腰痛持ちでした。
身体の調子も特に悪いわでもなくいつも通りに過ごしていたところ、自宅で中腰になった時に今までとは違う痛みが腰に走りました。 痛みがつよくあまり動けずに、二日間ほど安静にしていました。 安静にしていたおかげが、だいぶ動ける様になったのですが、
左のお尻のあたりに痛みと、歩くときに左足が出しにくい感じが残っていました。
痛みはいじめから一週間ほど経過しましたが、あまり改善がみられなかったため来院しました。(33歳 女性)
<初診時の症状>
①慢性的な腰痛 今回の痛みよりも前からあったもので、ずっと座り続けると痛みがでてくる、座り続けた後の動き出しが辛い。
②左のお尻のあたりの痛み 安静にしているときには痛みはでないが、歩行や階段、姿勢を変えるときなど、動くときに「ズキッ」と痛みがはしる。
③左足が出しにくい感じ 歩いているときに左足だけムズムズする重い感じがして動かすのが気持ち悪いような感じがする。決して動かないわけではない。
<施術後の経過>
患者様が妊娠中ということもあり、「少しでも早く痛み、違和感ない生活に戻りたい」 とのご要望だったので、なるべく短期間、すくない回数で施術をしていくことになり、2週間で3回ほど施術をさせていただきました。
初回のカイロプラクティック治療を終えた直後から痛みも和らぎ、歩くときもスムーズに足が出るようになりました。
2回目の来院時にはすでに初回で訴えてられていた症状は改善していました。昔からの腰痛持ち と 妊娠に伴って骨盤のズレや身体のバランスの崩れがきになっている、不安があるということだったので、のこりのお時間をそのような、身体のメンテナンスに使わせて頂きました。
症状が改善した後も、まずは出産まで定期的なメンテナンスのカイロプラクティック治療をお勧めしました。
<妊娠中のカイロプラクティック治療について>
今回の患者さまのケースは骨盤のズレによって引き起こされた筋肉のトラブルと考えられます。なので、妊娠中ではありましたが施術をすることができました。もちろん、お腹には赤ちゃんがいるため、できないストレッチや骨盤の調整などがありますが、いろいろなやり方・施術方法を組み合わせれば施術は可能との考えの元、当院では、産前・産後の方も多くお越しいただいています。
妊娠中は身体のことを気にかけていても、急な腰痛、手の痛み、むくみなどさまざまな問題が発生してしまうことが多いです。
それは、身体にとって大きな変化が、短い期間に起こるからです。
1つは、体重の変化と
2つは、ホルモンのバランスの変化です。
体重の変化は、身体にとても大きな負担となります、また妊娠中は赤ちゃんの成長とともに、お腹も大きくなるので重心の位置が変わることも関係します。
このような身体の変化が、普段からのデスクワークなどのお仕事で、硬くなった筋肉や・歪んだ骨盤にのしかかることにより、身体の悲鳴として痛みがでます。
2つめのホルモンの変化です。妊娠中にかなり大きな変化がみられるホルモンには、
【エストロゲン】【プロゲストロン】【リラキシン】などがあります。
今回は、関節や筋肉など、身体に対して緩める働きをする【リラキシン】が大きくかかわっていたと思います。
出産にとっては不可欠なホルモンですが、関節などが緩くなってしまうことにより、周りの筋肉や他の組織に負担が多くかかってしまう。ということが多くあります。
またこのホルモンは生理前などにも分泌されます、生理中の腰痛などに関与しているとも言われています。
快適なマタニティライフを送る上で、健康管理は最重要事項です。 カイロプラクティック治療はそんなお母さんたちをやさしくサポートできます。 「妊娠したら腰痛になるのは当たり前」なんて諦めずに、是非一度ご相談下さい!
妊娠 腰痛 カイロプラクティック 東京 港区 虎ノ門 神谷町