首・肩のこりと頭痛、ひどくなると吐き気も
ふた月に一度くらい、頭痛と吐き気になり
仕事を休まなくてはならず困ってます・・・
そんな辛さを抱えた方の症例です。
当院で施術を受けられた患者さん(36歳女性)の一例です。
<症例>
仕事柄、長時間のデスクワークが多いです。
定期的に繁忙期がくるので睡眠不足から、仕事の効率が下がることがストレスです。
首・肩・背中の痛みは日常的に慣れてしまい、耐えることにも気付いてないことも多々あるようです。
首・肩のこりは学生の頃から症状はありました。最近はふた月に一度くらいで頭痛と吐き気が出るようになり、振り返ると約1年がたちました。2日位は会社を休まなくてはならないので、チームスタッフに申し訳なく思っています。
自分なりに血行が悪いと思い、ヨガやマッサージに2年位キッチリやってきましたが症状の変化は乏しいようです。
またヨガの先生から、筋肉が固すぎることを指摘されるので、自宅でも毎日ストレッチを行いましたが、困ったことに全く変化が見込めません。
<初診時の症状>
➀ 首・肩が凝っている。
➁ 寝不足のためか疲労が抜けない。
③ 背中から腕にかけてガチガチ。
④ 血行が悪くなると頭痛と吐き気が出ると思っている。
➄ 骨盤周り、下半身の筋肉の硬さが際立っている。
<施術後の経過>
まずは5ヶ月の期間中、10 回施術ができました。
頭痛はでましたが、吐き気はほぼ無かったとのことです。
また仕事が忙しくなりデスクワークが増えると、特に背中が辛さを感じられておりましたので
都度対応しました。(背中から骨盤にかけて)
結果、背中の辛さも症状に関与しているように思われました。
よってオフィスでの座り方について 『一日をもっと楽に過ごすための知恵!』 というテーマで
施術中にご説明させていただきながら実践してもらいました。
施術を開始して3ヶ月経った頃には頭痛、吐き気による欠勤がなくなり、ほっとされたようです。
現在はヨガはお休みされてますが、復活したい希望をもってメンテナンスを継続していただいてます。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の患者さんは、首や肩周りの筋肉の硬さや関節の機能性の低下もあり、特に背中から骨盤にまで浸透した
いわゆる『首・背中をガッチリ固めた状態』を形成していたようです。
ここまで広範囲に固めてしまうと、ご自身で緩めることは難しく
結果的に疲労を蓄積しやすい身体になってしまったのだと思われます。
この状況は頭痛と吐き気を引き起こすきっかけと思われます。
よってカイロプラクティックの施術で背中の安定を図り、首や肩をととのえる方針
にしました。またカイロプラクティックでのメンテナンスとデスクワークでの楽な
姿勢の維持をマスターして頂くことが大切です。
😛 頭痛と吐き気 😀
<解説>
頭痛と吐き気が伴う時のパターンを挙げてみると
➀ 片頭痛 ➁ くも膜下出血
などがあります。
➀ 片頭痛は心身のストレスから解放された後や女性ホルモンの変動期、疲労困憊時、寝すぎてしまった時、
寝不足の時などに出現することが特徴的です。(理由は完全には解明されていません)
この時、脳内の中では血管が急に拡張してしまう現象が起こっています。そして血管周囲に炎症が起こります。
すると三叉神経を経由して痛み刺激が伝わることで片頭痛が誘発され、更にはその神経からも痛みを引き起こす
メカニズムが働き、吐き気や嘔吐、下痢などを招いていると考えられています。
症状としてはこめかみから目の辺りにかけて、ズキンズキンと脈を打つような痛みです。
頭や身体を動かすと痛みが増幅しやすかったり、マッサージや入浴で悪化することがあります。
また光・音、におい、気圧や温度の変化でも敏感に反応し悪化することもあります。
➁ くも膜下出血は過度の飲酒や喫煙などが原因でできた動脈瘤が破裂した時におきます。
この時、バットで頭を殴られたような、今までに経験したことのない激しい頭痛がおこります。
また、出血した血液が脳を圧迫することで、吐き気や嘔吐を伴うこともあり、
重症の場合は意識障害や視力障害がでます。破裂が起こった人の過半数が亡くなるため、
一刻も早く病院に行く必要があります。
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